このページでは <助動詞+have+過去分詞>の形 について解説します。
尚、助動詞の基本や各助動詞の解説については他のページで行っておりますので、「そもそも英語の助動詞って?」と思われる方や、理解が曖昧だなぁと感じでいる方はそちらを参考にしてください。

それでは解説を始めます!!

<助動詞+have+過去分詞>の形は、話し手の過去のことに対する推量や、過去の行為に対する非難や後悔を表します。

過去のことに対する推量や確信を表す

may(/might) have +過去分詞

She may have visited us when I was out.
私が外出している時に彼女は訪ねてきたかもしれない、
She might not have noticed me.
彼女は私に気づかなかったのかもしれない。

話し手が過去のことについて「~したかもしれない」「~だったかもしれない」との気持ちを表す際にこの形を使います。
尚、mayとmightはどちらを使っても意味はほぼ同じです。

could have +過去分詞

may/mightよりも確信の度合いが低いニュアンスで「~したかもしれない」「~だったかもしれない」と話し手が思っていることを表します。この意味の場合、couldの代わりにcanを使う事は出来ません。

I could have been wrong.
ひょっとしたら私が間違っていたのかもしれない。

should have +過去分詞

過去のことについて「~したはずだ」と思っている時に<should have +過去分詞>の形を使い表現します。

She should have arrived in time.
彼女は時間までに着いたはずだ。

must have +過去分詞

<must have +過去分詞>は過去のことについて「~したに違いない」「~だったに違いない」と話し手が確信していることを表します。

He must have told me a lie.
彼は私に嘘を言ったに違いない。

can't(/couldn't) have +過去分詞

<can't(/couldn't) have +過去分詞>は「~したはずがない」「~だったはずがない」という断定的な否定を表します。

He can't have accepted your offer.
彼があなたの申し出を受け入れたはずがない。
She couldn't have failed the exam.
彼女が試験に落ちたはずがない。

過去のことに対する非難や後悔を表す

過去のことに対して「~すべきだった」と後悔や非難を<should have +過去分詞>の形で表します。

I should have studied harder.
もっと勉強すべきだった。
You shouldn't have bought such an expensive watch.
あなたはそんな高価な時計を買うべきではなかった。

以上でこのページの説明は終わりになります。
少しでも読んでいただいた方の役に立てていれば嬉しいです。

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