このページでは英単語「valid」について意味や使い方の解説を行います。
「valid」の意味は?
英語で「valid」の基本的な意味は日本語にすると「有効な」「確かな」「正当な」「妥当な」等です。
日本語に訳すと色々と異なる言葉になってしまいますが、基本的なイメージは根拠のある有効性や法律やルール、契約に従った有効性です。
尚、「valid」の対義語は「invalid」となります。
「valid」の使い方
シチュエーション別に「valid」の使い方を説明します。
契約・定期券・チケット等に対して使う「valid」
「valid」は契約・定期券・チケット等に対して「有効」という意味で使われます。
この使われ方が一番多いのではないでしょうか。契約、定期券、チケットだけではなく、他にも有効なクレジットカード、有効なパスポート、有効な免許証等、色々な場面で使われます。
<使い方(例文)>
The contract is still valid.
その契約はまだ有効です。
This estimate sheet is valid for 30 days.
この見積書は30日間有効です。
The ticket is valid for today only.
そのチケットは当日限り有効です。
This driver's license is no longer valid.
この運転免許証はすでに無効です。
My passport is valid for another 3 months.
私のパスポートはあと3ヶ月有効です。
The valid date for this card is 2 months remaining.
このカードの有効期限は残り2ヶ月です。
ビジネスで使われる「valid」
ビジネスシーンにおいて、「valid」は非常によく使われる単語です。
もちろん「有効な」という意味で使われる事も多いですが、「妥当な」や「根拠が確かな」という意味で使う例を紹介します。
<使い方(例文)>
This argument is not a valid.
この議論には妥当性がない。
His theory isn't valid.
彼の理論は根拠がない。
This theory is a valid point of view.
この理論は根拠のある視点です。
「妥当な」の意味を持つ別の英単語
「妥当な」を意味する英単語は他にもいくつかありますので、それぞれどのような場面で使われるのか説明します。
「妥当な」を意味する「reasonable」
「reasonable」には「道理に合った」「筋の通った」「合理的な」「手ごろな」等の意味が含まれます。
例えば、
The accommodation fee was reasonable.
⇒「宿泊費は妥当だった」とも訳せますが、「妥当」の部分を「合理的」や「手ごろな」にしても良いですね。そうすると「valid」の持つ基本イメージと「reasonable」が違う事が分かるかと思います。
他にも「妥当な判断」を英語にする場合は「valid」ではなく「reasonable」を使い「reasonable decision」や「reasonable judgment」と言います。
「妥当な」を意味する「proper」
「proper」には「適切な」「ふさわしい」「上品な」等の意味があります。基本的なイメージとしては状況に合った「妥当」です。
She is the proper person for this project.
彼女はこのプロジェクトに適切な(妥当な)人物です。