バイキング(Viking)は完全に和製英語です。
食べ放題の意味で通じるのは日本人のみなので、 外国人にバイキングと言っても「海賊」として伝わります、ご注意を!!

英語で食べ放題やバイキングを表現する

食べ放題を意味する英語は『all-you-can-eat』です。
テーブルに並べられた料理を自身で取りに行き食べるスタイルや立食の事を『buffet』と呼びます。
とは言え『buffet』の場合、基本的に定額制なのでこれも食べ放題だと普通は通じます。

buffetの発音の仕方(読み方)

buffet の発音ですが、イギリス英語だと「バッフェイ」アメリカ英語だと「バフェイ」と呼びます。
日本ではビュッフェと呼ばれる事もありますが、それはフランス語の発音です。

all-you-can-eat と buffet の使い方

食べ放題
all-you-can-eat

バイキング(ビュッフェスタイルの食べ放題)
buffet
(これだけでも通じる)
all-you-can-eat buffet

(おまけ)
飲み放題:all you can drink
読み放題:all you can read
聴き放題:all you can listen

例文

I love all-you-can-eat restaurants.
私は食べ放題のレストランが大好きです。

The restaurant is all-you-can-eat for 3,000 yen.
そのレストランは食べ放題で3千円です。

I ate at a buffet and got full.
私はバイキングで食べてお腹が一杯になった。

I am going to an all you can eat buffet tonight.
私は今夜食べ放題に行きます。

日本ではなぜ食べ放題が「バイキング」と呼ばれるようになったか

1958年に日本初の食べ放題レストラン『インペリアルバイキング』が帝国ホテル第二新館にオープンした事が起源となります。
当時、新しいレストランの名称を社内公募した際、流行ってた映画『ヴァイキング』(原題: The Vikings)等の影響もあり『バイキング』の希望が多かったそうです。大卒初任給が12,800円の時代にランチ1,200円、ディナー1,600円という高額の設定だったにも関わらず連日行列が出来たとか。
その後、他の店も真似て同様の食べ放題システムを採用しましたが、「バイキングスタイル」と表現された為、バイキング=食べ放題として定着しました。

(余談)
私、個人的には海外ホテルの朝食バイキングが大好きです。
カリカリベーコン(正式名はなに?)がたまらない!!

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