時を表す副詞節(whenを使って表現する)

時を示す接続詞はいくつかありますが、これからすることについていつするのかを表す場合にはwhenを使います。
そしてwhenの後の文で使用する動詞は現在形になります。

We will start the meeting when our boss comes back.
ボスが戻ったら私たちは会議を始めます。
⇒会議はいつ始めるの?ボスが戻った時です。この文の場合、whenは「〇〇したら」のように訳せます。

参考:「時」を表す接続詞

when(~する時に、~したら)、after(~した後に)、before(~する前に)、until/till(~するまで)、by the time(~するまでに)、as soon as(~するとすぐに)など

名詞節か副詞節か

whenの後の文で使用する動詞に現在形を使うのは、その節が副詞の働きをしている場合です。
未来のことについて推測する場合などは節が名詞の働きをします。その場合、willが必要になります。

Tell me when she comes back. (副詞節)
彼女が戻ったら教えてください。
⇒when以降は〇〇したらという条件のような意味合いなので副詞節となり、when以降は現在形を使います。

Tell me when she will come back. (名詞節)
彼女がいつ戻ってくるのか教えてください。
⇒「彼女がいつ戻ってくるのか」を教えて欲しいので、when以降の節はtellの目的語となる名詞節になります。そして将来のことについて表現しているのでwillを使った表現になります。

副詞節とか名詞節という単語を見るとなんだか難しそうだな・・・と感じると思います。
はい、私もそうです。
感覚的に覚えるとすれば、whenという接続詞以降が条件なのか、それとも目的なのかで判断出来ます。
そしてwhen以降が目的なのであれば、いつのことについて話しているのか時制を正しく表現する事が大切です。

条件を表す副詞節(ifを使って表現する)

これからすることについて、どんな条件の場合にするのかをifを使って表現出来ます。
ifを使う事で意味としては「もし〇〇なら」となります。
また、時を表す副詞節と同様にifの後の文では動詞が現在形になります。

If it rains tomorrow, I will stay home.
もし明日雨が降ったら、私は家にいるでしょう。

注意

「もし〇〇なら」という条件の場合でも、そこに相手への要求や依頼など、主語の意思が含まれる場合には If の後でも will を使うことがあります。

I will be happy if you will prepare for dinner.
あなたが夕食の準備をしてくれるなら、私は嬉しいのだけど。

以上でこのページの説明は終わります。

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