冥王星は元々太陽系の第9惑星とされていましたが2006年に準惑星という下の区分に分類されるようになりました。
そもそも現状「惑星」の定義が曖昧ではあるのですが、準惑星になった大きな理由は、科学技術の発達により冥王星のような天体が近くに大量に発見された事、更には冥王星よりも大きな天体も発見された事です。今後の議論次第では冥王星が再び惑星に返り咲く事があるかもしれませんが「水金地火木土天海冥」が今では「水金地火木土天海」となっている状態が 個人的にはちょっと残念です。
前置きが長くなりましたが、このページでは冥王星を英語でどう表すのか、関連用語を交えて紹介します。
冥王星に関連した英語表現
冥王星を英語で言うと?発音は?
冥王星は英語で「Pluto」と言います。
惑星名は固有名詞なので頭文字の「P」は常に大文字で表記します。
発音は日本語だと「プルート」と呼ばれますが、英語の発音は「プルートゥ」に近いです。
準惑星は英語でなんと言う?
惑星は英語で「planet」です。
準惑星は「dwarf planet」と言います。
「dwarf planet」の「dwarf」 には「小さい」や「小型の」といった意味があります。
Plutoを使った例文
Pluto was discovered by Clyde Tombaugh in 1930.
冥王星は1930年にクライド・トンボーに発見された。
Pluto was considered to be the 9th planet from the Sun.
冥王星は太陽から9番目の惑星とみなされていた。
Pluto is no longer considered a planet.
冥王星はもはや惑星とはみなされません。
Pluto is now classed as a dwarf planet.
今では冥王星は準惑星として分類されています。
Plutoの名前の由来
1930年、イングランド出身で当時11歳の少女がこの名を提案し、冥王星を発見したローウェル天文台のメンバー達により選ばれました。この少女は天文学、ローマ神話、ギリシア神話などに興味があり大学の図書館で司書をしていた祖父との会話の中でこの名を選んだそうです。
Pluto 由来はローマ神話における冥府を司る神の名前で、ギリシア神話ではハーデースに相当します。
他の惑星についての説明や宇宙に関する用語の英語表現については以下のリンク先を参考にして下さい。
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